Power 電源設備

沖縄電力グループならではの電力供給事業で培った保安技術を活かし、異なる火力発電所・変電所からなる複数系統受電、無停電電源装置（UPS）、非常用発電機などを冗長化し、信頼性の高い電源設備を実現しています。さらに全ての電源設備は、建屋免震構造の内にあり、地震災害時にも継続運用が可能となります。

受電系統の完全ニ重化

異変電所より高圧6.6KVの2系統が引き込まれており、何らかの要因で本線からの受電が不能となった場合は、自動的に予備系統に切り替わります。僅かな切替時間の瞬断も、無停電電源装置（UPS）により電力供給を継続しておこないます。

FRTデータセンター（iDC）内部もA・B系統の二重化された電源系統を有し、サーバールーム、空調設備などの重要機器へ2重化電源として供給しております。
高い可用性を備え、万全な体制で24時間365日の安定供給を実現しております。

受変電設備

1500kVA×2台の非常用発電機を設置し、地下の燃料タンクには45kLの燃料を常備しておりますので、万が一、本線・予備線とも受電不能となった場合でも給電可能です。非常用発電機は、無補給でも1日以上の給電が可能です。

非常用発電機

外部からの受電が不能となり、非常用発電機が自動運転し電源供給が可能になるまで若干の時間を必要とします。その間も無停電電源設備（UPS）により無瞬断で電源供給が可能です。
無停電電源設備（UPS）は常用系400kVA×3台、待機系400kVA×1台の計4台の冗長化構成となっております。

無停電電源装置（UPS）

ファシリティ Facility